★「受験申込書」作成に必見!
★口頭試験対策に必読!
★実務経験証明書と口頭試験の質疑応答がペアになって、試験まるわかり!
★令和6年度(2024年度)の口頭試験受験者による、受験申込書の実務経験証明書の記入例と口頭試験状況を併せて掲載した、技術士試験受験者必携の書籍です。
機械、電気電子、建設、上下水道、衛生工学、農業、森林、情報工学、応用理学、総合技術監理の10部門
※令和元年度、2年度、3年度、4年度、5年度もあわせてご活用ください。
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本書の内容と特長
本書は、令和6年度の口頭試験受験者による、受験申込書の実務経験証明書の記入例と口頭試験状況を併せて掲載した「令和6年度 技術士第二次試験 実務経験証明書・口頭試問 ペア実例集」である。
本書は、令和6年度(2024年度)の口頭試験受験に際し、主に新技術開発センターの口頭試験対策講座を受講した方々の協力を得て、10部門32事例の貴重な実務経験証明書と口頭試験状況を掲載している。また、不合格者の事例も掲載しているので参考にしていただきたい。貴重な事例を提供いただいた受験者に感謝申し上げる。
令和元年度から技術士試験は、総合技術監理部門を除く20部門において、試験内容の改正が行われた。口頭試験では、試問事項が「T 技術士としての実務能力」(「コミュニケーション、リーダーシップ」、「評価、マネジメント」)、「U 技術士としての適格性」(「技術者倫理」、「継続研さん」)と、コンピテンシーの各項目で定められることとなった。そのため、令和元年度から口頭試験の内容は、これまでと大きく変化している。
本書をご覧いただければお分かりのとおり、経歴について「コミュニケーション、リーダーシップ」、「評価、マネジメント」がより直接的に試問されている事例が多い。実務経験証明書に記された業務に関連して聞かれている場合もあれば、単に「業務の中でリーダーシップを発揮した例を挙げてください。」など、実務経験証明書に直接関連しないような質問をされることもある。しかし、後者であっても、事前に試験官は受験者の実務経験証明書に目を通し、その受験者の実務能力を書面から推し量っているのである。
「技術士試験は、受験申込書の作成から始まっている」と以前から言われているが、その重要性を実感できるのは、口頭試験受験者でなければ知ることができない。口頭試験を見据えたうえで、技術士にふさわしい受験申込書−実務経験証明書を作成する必要がある。
受験申込書における実務経験証明書の内容によって、口頭試験の合否が大きく左右することをよく認識のうえ本書を熟読し、受験申込時および口頭試験受験時においてご参考にしていだだきたい。
各実例は、部門共通に聞かれている質問も多い。また、今後の受験者へのメッセージも掲載されているので、受験部門の違いを超えてすべての受験者の参考になる。様々な記述方法による実務経験証明書も含め、読者は、自身の受験部門に限らず他の例も全て読んでいただきたい。また、20部門とは異なった試験内容である総合技術監理部門の事例も掲載しているので、同部門の合格を目指す方にも必須の書籍である。
本書を発行するにあたり、ご協力いただいた新技術開発センターの技術士第二次試験対策講座受講者の皆様に心より御礼申し上げる。
最後に、本書をご購入された受験者の皆様の、ご健闘と合格を切に祈念する。
令和7年3月21日
TCI技術士第二次試験対策研究会
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